つーりんぐれぽ 2010年9月の2

9月26・27日 冷や汗タラリな1,000キロツー@福島・千葉
「らしくないこと」第二弾w 相方は仕事で休めず、今回もソロ。この日は目的地が近いので4時起き、5時出立。初めて通る大橋JCTから東北道を目指す。

本日一つ目のスタンプ「道の駅 那須高原友愛の森」は9時オープンなので慌てる必要無し。首都高の混雑に巻き込まれたくなかったから早めに出てきたけれど、余りにも早いので「上河内SA」で1年ぶりな「宇都宮餃子広場」で朝餃子。

今回はお店の方曰く、人気の「王王(ワンワン)」と「味一番」にライス。朝からしっかり食べてシアワセw
それでもまだ少し早いようなので、西那須野塩原で降りて丁度8時にオープンしたばかりの千本松牧場でソフトクリーム・・と思ったらマンゴープリンにも惹かれてカロリーアップ(汗)。

お客の居ないガランとした園内で、のんびりと堪能し出立!しかし、悲劇はもう既にここから始まっていたのでした・・。
そのまま道の駅を目指すのもつまらないので、千本松牧場内を通り抜けて放牧された家畜でも写真に撮ろうかと思っていたのに、牛も豚もおらず道はいつしか砂利ダート。フラットだから良かったけれど、かなりの距離を走ってそのうち何処を走っているか分からなくなり、焦り始めたら何とか塩那橋のたもとに出てくることができた。コケなくて良かった・・。

ほっと一息、ふとメーターを見るとぴったり8万キロ!これに14,731キロを足すのでこの時点での総走行距離は94,731。本当に良く走ってくれています。道の駅で無事押印後、68号から白河西部広域農道経由37号へ。牧歌的な風景を眺めながら青空に感謝!
R294はツーマプにあるとおりの「快走路」・・どころか地元車がガンガン飛ばしていてコワイので速い車には抜いて貰う。全体的にペースが速いのであっという間に6号−9号で猪苗代湖へ。猪苗代湖の向こうに磐梯山を望む。ちょどリザーブが点灯したので、R49にあるガソリンスタンドへくろを乗り付ける。「レギュラー満タンで」、後ろのボックスから財布を・・・????「ちょ、ちょっとちょっと待って!」。怪訝そうなガススタのお兄さん、くろの給油口からノズルを抜く。「お、お財布が無いんです・・・」。

とりあえずバイクごと脇にどいて荷物を探るも、確かに財布をしまった記憶が無い。パニックになる私に「最後どこで使いました?」、「えーとえーとえーとえーと・・千本松牧場!」。多分ソフトクリームを食べているときに木のテーブルに置きっぱなしにしたんだろう。写真なんて撮ってる場合じゃ無かったのに・・。
でももう既に100キロ以上走って来てしまったし、あれから3時間以上も経っている、もう無いだろう。それでもiPhoneで千本松牧場の連絡先を探し電話する。電話口に出た女性に財布を落とした旨を伝えると「あぁ」と心当たりがあるような声。名前を告げると「はい、お預かりしてますよ」。うひょーん、かみさまぁー!「ありがとうございますっ!」と言いながら勝手にウルウル(笑)。

お兄さんに事情を話し取りに行く事に。「あのぉ、厚かましいんですが・・からっぽなのでとりあえず先に給油してもらってもいいですか・・?」。住所や名前を書いて、ナンバーを控えて貰って、とりあえず満タンにして貰う。「今日は警察も沢山出てますから、気をつけて。ここは24時間やってますから慌てなくて大丈夫ですよ」と優しい言葉までかけてもらって感謝感謝で走り出す。

最寄りの磐梯熱海インターから一路西那須野塩原へUターン。折しも今日は繋げば大型連休の最終日。上り車線は混雑を始めている。慌てなくていいと言ったって、焦らずにはいられない。危険な走りをしないようにしながらも前へ前へ!

13時、千本松牧場に再びイン。朝とは違う場所なのかと思うくらいの大混雑。乗用車は溢れかえり観光バスはガンガン乗り付け、バイクも集団で停まっている。私がソフトクリームを食べていたテーブル辺りは親子連れでごった返し、もしこんな状態で忘れていたら絶対に届けてなんて貰えなかっただろうと空恐ろしくなった。
総合案内所に乗り付けると電話に出てくださった方がすぐに対応してくれた。拾ってくれたのは従業員さんだという。本当に良かった・・。何度もお礼を言って牧場を後にし、再び高速に乗り今度は猪苗代磐梯高原インターからガススタへ。

2時間半かかってようやくお支払いを完了、千本松牧場のお土産も忘れずに手渡す。もし財布が見つからなかったら、その時点でツーはおしまい。おまけにガススタで柔軟な対応をしてくれなかったら財布を取りに行くことも出来なかっただろう。皆の善意に助けられた一日でした。本当にありがとうございました。

ガススタを後にし、白鳥浜近くにあるセブンイレブンに入る。時刻は14時半。そういえばお昼はまだだった。それでもコンビニ弁当で済ますのはどうしても嫌だったので、とりあえずどら焼きとお茶で空腹を満たす。200キロ余計に走らされてしまったくろ。ごめんね、かなりガンガン回しちゃったね。ほっとした脱力感半分、どっと疲れが出たような脱力感半分、ない交ぜになった不思議な感覚で芝生に座ってしばし休憩。

秋の陽は既に右に傾き始めている。本当だったら昨年走れなかった「磐梯吾妻レークライン」とR459を繋いで喜多方市街に入る予定だったのに・・・、それでもスタンプだけは逃すわけにはいかないのでR49を西へ向かい、昨年お世話になった「大野原インフラワービレッジ」の前を通り過ぎR121を北上。
15時半に「道の駅 喜多の郷」に到着、スタンプは忘れずに。お客は他に誰もいないレストランでツーマプにも載っている「ラーメン丼」を遅い昼食を摂る。

麺がご飯にのっているのかと思ったのだけれど、そうではなくて具の無い炊き込みご飯(茶飯?)の上にラーメンと同じ具がのっているというもの。これはこれでなかなか良かった。一度試してみる価値はありです。
とりあえず温かい物が胃に入ったら体も気持ちも落ち着いてきたみたい。

お宿にチェックインの前にガソリンを満タンにする。さすがに無茶な走り方をしただけあって燃費は24.6km/lと宜しくない。

本日のお宿は創業明治12年という老舗、「笹屋旅館」さん。
写真の建物は当時のもので、実際に宿泊できるのはその横に立つ建物。

全5室と小規模なため、お風呂は1つで内から鍵をかけて使う家族風呂形式。

素泊まり利用なため、とりあえずさっぱりしてからお宿お奨めのお店でひとり呑みとする。
お風呂から上がり外に出る頃には町は薄闇に包まれていた。

お宿から歩いて5分ほど、市役所前にある古民家な佇まいの「田舎家」さんは会津の郷土料理を楽しめるお店。とりあえず無事に到着できた事に「かんぱーい」。

男性二人で切り盛りされているこぢんまりしたお店にまだ客は私一人だったけれど、これから予約が3組入っているという。我が儘言って一人用に少なくしてもらって色々食べてみることに。

まず「馬もつ煮込み」と「馬たん焼き」。結局今日一日、ダウンとウィンドブレーカーをインナーから外せないまま走っていた身に嬉しい野菜たっぷりなお鍋は、体の芯から温まる。
胡椒の効いたお出汁は絶品。馬たん焼きはビールにめちゃくちゃマッチして思わず酌が進んでしまう。

「馬刺し」は何とも分厚いヒレ。ペラペラな馬刺ししか食べた事の無かった私には衝撃的、このうまさは筆舌に尽くし難し。そして「馬はつ刺し」、これも素晴らしく美味しい!ボキャブラリーが貧困でごめんなさい。
折角地の物を頂いているのだから・・とお酒も喜多方の地酒をお勧め頂いて飲んでみる。普段はベルギービールばかりな私もさすがにこのお料理には日本酒だなぁとシミジミ。遅くに摂ったラーメン丼がお腹の中でまだ幅を効かせていたために、もっと食べたかったけれど黄色信号点滅。呑みに専念。おつまみに「しみもち揚げ」を注文。メニューには「もち米を寒の時期に干し、油で揚げたおやつのようなもの」とあるけれど、これがまぁ、お菓子のようなどと言いながらお酒に良く合う!小さく一口ポリ、なめるように日本酒をちびり。うぅーん、さいこぉっ!

そのうち予約の方がいらしててんてこ舞いになりながらも、お店の方は合間を縫ってさり気なく声をかけて下さって一人呑みも手持ちぶさたにならず、とても心地よく酔うことが出来た。って、ツーマプに今日走った所をマーカーで印を付けたりiPhoneで掲示板にカキコしたりしているので、一人でつまらないなんて事は全く無いのですw
写真の他にお酒は2杯。4時起きでかなり無理な200キロがあったにも関らず不思議と睡魔は襲って来ず。それでも明日の事を考えて締めて貰う。本当に美味しく頂きました!
お宿に帰ってばたんきゅぅ・・。夜中に雨がざぁざぁ降る音が聞こえて、タンクバッグにレインカバーを掛けるのを忘れたことに気付いたけれど起きられるハズもなく・・。
翌朝6時起き、7時出立。昨夜の「田舎家」さんの外観を撮りに来たのだけれど、夜の方が風情がありました。酔っ払って撮り忘れた事を後悔。

お宿からバイクで1分未満の所にある「坂内食堂」さん再訪!肉そばな朝ご飯w うんまぃ。
さ、後は高速をひたすら繋ぐだけ・・。会津若松I.Cから乗り、いわき四倉I.Cで降りる。「道の駅 よつくら港」でスタンプ。ずっと雨です、カメラ出せません。

再びいわき四倉から乗り岩間I.Cで降りる。43号−181号−18号−50号と繋ぎ「道の駅 いたこ」へ。ここいら辺りでは土砂降りです。スタンプ押印、潮来I.Cよりイン(笑)。

首都高は浦安から大井まで14キロ渋滞と出ていたので、アクアライン経由で帰ることに変更。
あ、だったらこのまま館山まで行って「道の駅 南房パラダイス」のスタンプを押してもいいかな・・なんて思ったけれど、遅くなると保土ヶ谷バイパスの渋滞にはまるのであきらめる。アクアラインは風速10m、バイクが左に流されて「海に落ちるっちゅーの!」。今回のツーの中で一番疲れたのがこの区間でした。

自宅到着15時半。今回は予定通りにスタンプを4つ押すことができました。1泊2日で走行距離1,132キロ。本当はもっと少ない予定だったんですが・・。いやはや、どたばただったけれど何だかんだと楽しいツーでした。さぁ、次は前回逃した所のリベンジ、トラブルとは無縁なツーでありますようにと祈るばかりです。

くろがきてから・・・
つーりんぐれぽ
ぷろふぃーる
けいじばん
番外編
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