つーりんぐれぽ 2008年7月の3

7月26・27日 ひたすら南下の峠つー@長野・静岡
今週は相棒が土日仕事になるやもしれんということで、急遽ソロで泊まりのツーを計画。

朝、4時起きで中央道諏訪まで高速をひた走る。そこからはR152杖突街道を南下、ずっと行ってみたかったしらびそ峠を目指す。

いつも通り過ぎていた分杭峠で初めて停まって写真なぞ。この辺りで8時。さすがにまだまだ車は少なくて快適に走ることが出来る。
ただし、残念ながら蛇洞林道はがけ崩れのため地蔵峠で通行止め。がっちりとしたゲートに阻まれて15キロほど来た道を戻る。ただ帰るのはもったいないので、普段なら絶対に停まることはないであろう「中央構造線 安康露頭」なんぞ見てみることにする。崩れそうな細い砂利道をそろそろと降りていくと、目の前に縞々の土手。これがそうなのかな?!中央構造線とは何かもよく分からずに来ただけあって、感慨ゼロ(汗)。

県道22も途中で通行止め-県道59-県道18-伊那南部広域農道-県道251-三遠南信自動車道-そして再びR152に戻る。いやはやかなり遠回りさせられましたな・・。しらびそ峠は次回のお楽しみということで・・。
秋葉街道沿いの「手打ちそば」の看板に惹かれ停車。時刻は10時半。「信州 地そば 村の茶屋」とある。どうやら私が本日初の客の様子。
「いらっしゃぁーい」と出てきたおばさん、にっこりしたまま固まって3秒無言で私の顔をじっと見る。「女のコよね?!」。ぷぷぷ、やっぱり。「(コじゃないけど)一応そうですw」。髪を切ったから一度ぐらいは言われるかもなぁと思ってはいたけど、さっそくキタ━(゚∀゚)━!  でもあっさり言われると全然気にならない。むしろ話のきっかけになっていい。まぁ、ひとりで?まぁ大きなバイクで、まぁカメラもやるの?!それで、天ざるそば(大)を注文したら「まぁ、注文も男前ね」ってw。

こんな山奥で海老の天ぷらなんて出てきたらいやだなあと思っていたら、良かった、全部地のお野菜。しそ、しいたけ、かぼちゃ、えんどう、玉ねぎの掻揚げ。それに初めて食べた「山葡萄の葉っぱの天ぷら」。普通の葉よりもかなり厚く、ちぎると縦に横にと繊維がみっちりでクセは無いもののそこはかとなく味がある。お蕎麦はこの間のおっこと亭ほどのインパクトは無いけれど、十分美味しい。火照った体が冷えていきます。あぁ、大満足。

食後、のんびりルート確認。開け放した縁側から涼しい風が入ってきて、快適快適。外は何もかも白トビしてしまいそうな程の日差しなのに、日陰はこんなにも涼しい。お腹もこなれたら、さぁまた走り出そう。
R152、分断2箇所目の青崩峠を迂回するための「ヒョー越林道」を淡々と走り抜き、県道389から天竜スーパー林道へ入る。全長36キロの舗装林道。ひたすらウネウネウネウネと走る。呼ばれるようにふと停まった丘の手前。うねったダートと入道雲が見えた。嬉しくて写真を撮っていたら・・晴れたまま大粒の雨!慌てて木陰へ逃げる。たった10秒程だったけれど熱くなったアスファルトを冷やすには十分だったよう。至る所から白い湯気が上がり、とたんに涼しい風が吹く。天然の打ち水!しばらく走るとまたまた降られたので木陰で停車。ウエストバッグとタンクバッグにカバーをかけて走り出す。体は打ち水だぁ・・とカッパは着ない。どうせ下界に下りたらイヤでも乾くだろう。
途中、V字に切れ込んだ斜面に出くわした。多分ちょっとバランスを崩しただけでノンストップで転がり落ちることができるであろう程の急斜面。斜面には無数の切り株が残る。雑木林を管理してきた林業に携わる人の苦労と危険とを考えた一瞬。けれど、期せずしてくろのサイドスタンドが外れた後のことを想像したら怖くなって慌てて発進!!

天竜スーパー林道を走り抜き、再びR152に入る。諏訪I.Cを降りてからというもの、タンクバッグの磁石はひたすら南を指していた。ツーマプ4ページ分をウネウネと南下してきたことになる。いやはや、良く走った。後は県道9号を少し入った所にある本日のお宿、ライダーハウス「The Wish」(浜松市天竜区)を目指すだけ。ただし、時刻は3時。チェックインにはあと1時間ある。さぁ、どうする?!・・ならば、明日の朝行く予定だった「奥浜名オレンジロード」と「奥浜名湖スカイライン」も走っちゃえ。

・・ということで走り出したものの、地元の走り屋さんが沢山いて、ちょびっと怖い。それにさすが下界、この日は37度だったそうで、朝5時から走り出している身には堪える暑さ。奥浜名湖スカイランは次回ということにし、無事宿に到着を目標に切り替え、R362をだらだらと走る。

そして給油。自宅から諏訪まで172キロ。諏訪で一度給油した、それから337キロをひたすら下道でウネウネしてきたことになる。本日の総走行距離509キロ・・。あぁ、これを見たらどっと疲れが出てきたよ・・。さて、お宿までもう一踏ん張り。
国土交通省認定「水の郷百選」に今年も選ばれたという阿多古川渓流(写真では見えづらいですが、小さな魚が沢山泳いでいます)沿いにある「The Wish」。関東では本当に貴重なライダーハウス。オーナーのちっちさんももちろん現役ライダー。ここにいらっしゃる常連さん達も当然ライダーなので、一人でやってきた私を異端児扱いせず・・。何だかそんな些細なことが嬉しかったり(笑)。二階が就寝スペース。ロフトもある。ライダーハウスということでシュラフは必要かと持ってきたのだけれど、実は布団も貸し出してくれる。マットまで持ってこなくて良かったぁ(汗)。女性と男性が別部屋というのも嬉しい配慮。

さてさて、私はライダーハウスというのは実は初。ここも女性がオーナーであるということでなかったら、まず一人で乗り込んでみようとは思わなかったと思う。初めてということで勝手が分からず、ちっちさんのおいしそうな料理を食べ損ねたりと残念なことになったけれど、次回にはぜひ!メニュー豊富なのも嬉しい限り。

「The Wish」からバイクで5分ほどの所に最近出来たという「あらたまの湯」という温泉施設へ、常連さんのお一人に先導して頂く。ちょびっと分かりづらいので、一人では迷っていたかもしれない。さっぱりして帰還後に生ビールを頂いてほっと一息。
常連さんたちは花火に興じていたけれど、早起きで辛い私はお先に失礼してzzz・・・。

翌朝6時半に目が覚める。通勤割引を使うために早出、そのために前日清算させて頂いている。

本当は帰路の途中、沼津にある鰻屋さんに寄るつもりだったけれど11時のオープンにはまだまだ早いのと、泥だらけのくろを何とかしたくて一路ディーラーさんへ。袋井I.Cから横浜町田I.Cを抜けて初めての信号で「230キロぶりに足ついた(笑)」。

さて、今回は本当に思い立ったら・・だった・・けれど、結局日曜日休みになった相棒、ごめんね。でも、お陰でもうイヤというほど沢山走れたから6万9,300キロを突破。Uターンも、迷って遠回りした道も、全部全部積み重ねでこれだけ走ってこれたんだ。さぁ、夏休みを長距離で出かけられない分、それなりの楽しみ方をするぞー!!

くろがきてから・・・
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