つーりんぐれぽ 2007年8月の2

8月11〜16日 想定の範囲外九州ツー
出発2日前、フェリー会社から「エンジントラブルにより出港・入港ともに4時間程度の遅れが見込まれる」との連絡が。
そんな連絡を受けたからではないが、出発当日11日の朝になってようやく準備開始。先が思いやられるなぁと意気消沈のところにSさんから「見送りに行くよ」とのメールが。

24時過ぎにも関わらず久里浜港に来てくれて、おまけにモンシェールのデニッシュ2斤のお土産まで。工場で出来立てを買ってきてくれたのだとか。ありがとう!
早速頂きました!美味しかったよー。

久里浜港を夜中の2時に出港。一等の和室に転がり込む。今回利用したフェリーは大分までのシャトルハイウェイライン。昨年の仙台−苫小牧のフェリーが大きかったせいか、今回の船はまるで金谷フェリーに見える・・。こんな小さくて外洋に出て大丈夫なのかしらん。

案の定、悪い予感は的中。大してうねっていないにも関わらず揺れに悩まされ23時間中、食事以外では寝て過ごすハメに。
ようやく下船。時刻は13日の夜中1時。こんな時間に初めての土地に放り出されてどうしろというのだ(笑)。
仕方なく静まり返っている大分の街を走り出す。人っ子一人居ない寂しい県庁前を通り抜ける。R210を走行中、前方に大きく明るい流れ星を発見。これは吉か凶か?立て続けにもう一つ流れ星。うーん(+_+)。

真っ暗な初めての道をひたすら進む。3時半に道の駅「ゆふいん」に到着。やまなみハイウェイはすぐそこ。
夜明けまで軒下のベンチで仮眠を取ることにするも途中小雨が降って来た為、カッパを着て再び横になる。気付くと6時半で熟睡していた様子。相棒は地元のおじさんと歓談中。

だんだんと車の台数が増えてくる。このままここに居ても仕方ないと出立。前回も霧だったやまなみハイウェイは今回も霧。うんもぉー、このままキャンプ場に向かってしまえ!っと8時半に到着し、管理人さんに驚かれる。
坊中キャンプ場は一張り1泊620円也。サイトは車とバイクに分かれているのでオートな方々のでっかいタープなどに侵攻されずにゆったりできます。
さっさと設営を完了したらいざ、阿蘇の真っ只中へ。どーぉんと広がる草原の中に放牧されている牛にご対面。日差しとまったく関係ないかのような涼しい風が山の上から下りて来て火照った身体を冷やしてくれます。たまーに霧雨まで運んでくるのはご愛嬌。それだって有り難く享受します。だってようやく到着したんだよ、阿蘇に!けれど上がって行って見た草千里は物凄い霧。3メーター先も見えません。当然センターラインだけが頼り。訳も分からずそのまま下ってしまったので白川水源へ行って見ることに。ここはソロでも来たことがありましたが、観光地化されてしまいなんだかみょーな雰囲気になっていました。それでもひしゃくですくって飲んだ源泉は変わらずにおいしかったぁ!

少し早いですがお昼に。ツーリングマップルにも掲載されている「だいこんや」さんへ。相棒の食べていただんご汁は途中から奪ってしまおうかと思うくらい美味しかった(爆)。食べている間に土砂降りになりましたが食べ終わったら小雨に・・。さすがに神さまはそこまでは見放していなかったのだなぁ・・。
私は地鶏そば定食1,280円。相棒のだんご汁定食は1,080円なりー。暑いけれど熱い物で迎え撃て!
夜中1時過ぎから走り出して、いくら仮眠したとはいえちょいハード。2時頃だというのに気分は7時。無理しても仕方ないので温泉と買出しに変更して疲れを取ることにする。阿蘇駅前にある「夢の湯」は貸切風呂があるというので1,000円(1時間)を払って利用。源泉かけ流しのようでホースを使ってうめないとどんどん熱いお湯が足されてくるので熱くて入れないー。それでもこじんまりとして清潔で何といってものんびりできるのがイイ。湯上りは本館の広間で休憩。

この後ローソン(キャンプ場から5分程度・隣にガススタ有)で買出しし、キャンプ場へ。明るいうちからグビとやってしばらくすると雨、それもかなり大粒の!まだタープを張っていなかったので慌ててテントに撤収。それから1時間近く土砂降りとなりました・・。止んでから外に出ると満点の星空ー!これだからキャンプはやめられない。
14日。朝早く起きて日の出を見に行く。幸い草千里もはっきり見ることが出来た。
さすがに6時では駐車場もガラガラ。I殿の言いつけをしっかり守ったおかげです。

コンビニで朝食後、島原へ向かいます。2時間半かかり有明フェリー乗り場に到着。それでも乗り場は車は1時間待ちの状態。バイクは隙間に入れてもらえるので待ち時間無しで乗れました。
祝島原上陸。日差しが今までと違っている気がします。サングラスをしていても景色が真っ白い。外すと目を開けていられない・・。空気は乾燥しているのでサラッとしているけれどまさにジリジリと焼かれるような感覚。

自分の中の何かがネを上げている模様(^-^;

それでもバイクを停めて散策してみることにします。
「しまばら湧水館」はノスタルジックな雰囲気。外の暑さが嘘のようにシンとしています。もし一人だったら縁側に腰掛けて目の前を流れる湧水をずっと眺めていたかも。こんな所で考え事とかしたらいいカンジ。

本当はもっと沢山湧水の見れる場所があったようなのですが、いかんせん日傘も無しでウロウロはいかーん。黄色信号が頭の中で点滅したのでどこかに涼みに行く事に。
ちょうどお昼の時間。I殿のおすすめだった具雑煮(ぐぞうに)を求めて「姫松屋」さんへ。島原城の足元にあるお店です。

写真は「具雑煮定食 竹 1,700円」
この日のお風呂も前日と同じ処へ。入浴中に土砂降り。いやー、都心と違って雨に元気があるね。「俺様の力を見せ付けてやる!」と言わんばかりの。それでも引き際はあっさりしてるからイイ。ピタと止んで晴れ間が出る。

そういえば昔は都心もこういう夕立があったはずなのに・・。最近はお目にかかっていないことに気が付いた。

土砂降り後のお土産は澄み渡った綺麗な空。この日は天の川まで拝めちゃった。

15日。この日も早起き。
大観峰を目指す。途中厚い雲を抜けてきた。それが左下の写真。それでも右のような朝日を迎えることができて何てラッキー。
本日の目的たっせーい!(汗)
具雑煮は、島原の乱で一揆軍の大将だった天草四郎が信徒達と籠城した際、農民達にもちを兵糧として貯えさせ、山や海から色々な材料を集めて雑煮を炊き、栄養をとりながら約3ヶ月も戦った時のものが始まりだとか。

そんな辛く悲しい由来をもつ具雑煮ですが、いいお出汁で上品に仕立ててあって、昨日の「だいこんや」さんに続きヒットな昼食でした。夕食がコンビニだからお昼ぐらいはネー。

はてさて、せっかく島原まで来たというのにこれを食べたら目的達成した錯覚に陥り、帰る気満々。雲仙普賢岳なんてチラとも見上げていないような気がする(笑)。ま、いいでしょう。島原城も撮ったしw
何だか脱力しちゃったな・・。キャンプ場に戻ってきてから夕立に備えてタープを張ったのだけれど気分が前に行かない。

これって・・・。二人で顔を見合わせて「もう帰る?」(爆)。フェリー会社に電話すると今日の夜11時出港の船に空きがあるという。ならば、帰っちゃおう!後ろにもて耐もあるし、ここで無理しても仕方ないよね。
ロングツーでは臨機応変が大事だけれど、2日も前倒しにして帰るなんて笑っちゃう。その後どうするなんて何も考えていなかったけれどドタバタと撤収作業。なんだよー、タープ張るときより元気があるのは何でだろー。
それでも走ってるときは青空に恵まれたし、おいしいもの食べれたし、朝日は見れたし。何も欲張るばかりが旅じゃない。夕立のように引き際が肝心ってね。

しかし、まさかこの後のフェリーが最後の試練になるとは・・。恐るべしシャトルハイウェイライン(爆)。来年はフェリー使わないロングツーにしよっ!

くろ、故障もなく元気に走ってくれてありがとう!四国、北海道、九州と大きなところをキミと周ることができて本当に嬉しいよ!来年の夏休みもキミと走れますように!


くろがきてから・・・
つーりんぐれぽ
ぷろふぃーる
けいじばん
番外編
Link