つーりんぐれぽ 2006年6月

6月2・3日 週末の雨のせいにしていた・・
喉の辺りまで何かがせり上がってきているような感じ・・もしくは、細長いガラスの容器に入れられて身動きとれないまま少しずつ水が足されていって、それが首の辺りを越えて鼻下までじわりじわりと上がってくるのを黙って見ているような感じ・・とでも言えばいいのか。うまく言えないけれど、そんなモノを感じて3週間。気がついたら5月のうちに見れなかった花々に今更ながらに迎えられ、深呼吸していた。

お風呂セットとカメラだけ持って流れを逆走してきた。決まっているのは「ロッジ モーティブ」に泊まる事だけ・・。
佐久I.Cから県道44号を西へ。途中県道150号を左折し、直進すると出てくるフラットな砂利ダートをひたすら南下すると蓼科スカイラインに出ることができる。右はまだ雪の残る大河原峠。下界の新緑とは180度違った景色に出会うことができた。
暑くなったり涼しくなったりを何度も繰り返し、幾つも山を越えている。
高ボッチ高原へ行って見た。あいにく小雨がパラつき展望も開けなかった。それでも良かった、来れただけで。

今回は「すずらんの湯」へ。露天風呂は貸切状態。白樺湖を見ながらのんびり浸かる。
モーティヴで夕食を頂き即、就寝。

翌朝はオーナーにお別れの挨拶も無しに4時半に出立した。
ビーナスライン、またここを貸切で走りたかった。だから、来た。

数台の同じような物好きが朝日が昇る前の道を何度も往復している。私は定位置で、昇る朝日によって表情を変える道を見ていた。

左:美ヶ原高原から見た山並み
右:まるでおもちゃ箱からこぼれ落ちたおもちゃのように見える美ヶ原高原美術館の彫刻たち
オーナーがお薦めしてくれた鷹狩高原へ向かう途中、アルプス展望道路の文字に釣られて県道12号へ迷い込む。

左手に現れるアルプスの山々にちらちらと心奪われながら気持ちの良いクネクネ道を行く。

カーブを曲がるたびに何かが剥がれ落ちていくような感じ。そしてその下から新しい何かが現れてくるような・・。

ヘンゼルとグレーテルは帰りの道標にとパンくずを置いて行った。けれど鳥に食べられて、道に迷ってしまったんだっけ。

私の落としたものも鳥に食べてもらおう。それでも迷わずに帰れるだろう。新しい道に呼ばれて寄り道しながら、楽しみながら・・。



くろがきてから・・・
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